お久しぶりの投稿です。
今年の3月は予想外に時間ができたので、長年所有してきた自家用車を手放しました。
いつも島崎工務の事務所の一角に停めてあったあの車です。
多賀町に借家を借りて住むようになってからは、忙しかったり面倒だったりで、なかなか乗る機会がなかったですが、好きな車だしずっと所有したいと思っていました。けれども身内の理解が得られなくなったので、この休みを利用して必要な書類を集めて廃車手続きを車屋にお願いし、過去に自分でつけたオーディオ機器等を取り外してきました。
思い起こせば、あの車を手に入れたのは中国で上海万博が開かれていた2010年。
今でもお世話になっているリフォーム屋さんが、板金屋さんが自家用車を誰かに売りがたがっている、と連絡をくださり、軽いノリで「買います!」と宣言して購入しました。
あれから11年半、あの車であちこち出掛けたし、仕事が休みの日に朝から内装をめくってテレビやビデオの配線を組みつけ、夕方に内装を元に戻して、次の週の休みにまた内装をめくって続きをしたり、また別の週に使い勝手を変えるためにやり直したり。
廃車にするにあたって機器を取り外していると、当時の20代の自分が車にかけていた期待とか理想とかが思い出されて「よくこんな大変なことやってたな」と感心しました。
次に買う車はまだ決まっていませんが、手放した今だから言える、良い車でした。